ガラス戸を開けると…
あじゅが立ち上がって振り向いた。
こんなときは、たいていパトロールに飽きたときで
いいタイミング!とばかりに、椅子からすぐに跳び下りる。
…と思っていたら
あじゅは、フェンスの下までゆっくり両手を伸ばし
それから、椅子の上の両足を突っ張って
お尻をたかーく上げて
むぎゅ~んと大きな伸び~
そして、一息つくと
ぴょ~んと椅子から跳び下りて
部屋に戻ったのでした。
いつもとちょっと違う、このゆったりした伸びは
あじゅの気持ちを表していたのだろうな。
あじゅは、まだ部屋に戻りたくないときは、戸を開けても、声をかけても知らん顔しています(笑)
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